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2006年12月 4日

恐れること、生きること、創ること

失敗する事を、恐れていました。
まわりから何かを吸収する事を、恐れていました。
古い自分を壊す事を拒否していたのです。

誰かの声に耳を傾けず、世の中を見ず、ふさぎ込んでいたのです。
怖くて、怖くて、怖くて、目を閉じて耳をふさいで。
結果、情報が脳に入らなくなりました。

人間的な栄養失調状態。

俺は「幸せなもの」を作りたかったのです。
誰が見ても幸せなものです。誰をも幸せにできるものです。
でも、それって不可能なんじゃない?

誰かは感動してくれるかもしれない。
でも、他の誰かは憤慨するかもしれない。
そして世界中のほとんどの人には届かないのです。

こんなんじゃ届かない、届かないとずっと嘆いていました。
力が足りないからだって、自信をなくしていました。
自分をなにかと比べてばかりでいっこうに進まず、立ちつくしていました。

でもね、思ったのですよ。

人間に積み重ねられるものなんて何一つ無い。
ただ心の底からわき上がる、絶望と歓喜が、繰り返すだけ。
「永遠に幸せな世界」なんて夢物語。
見なければいけないものに、ふたをすれば、幸せだろうけど、そんな事もう出来ない、もう遅い。

今は吹っ切れました。
でも怖いのは治りません。これは、たぶん、一生。

俺はへたくそです。創作活動も、生きる事も。
ただ、この生々しい感覚を、出来るだけ調理しないで、発信しよう。

その決意だけ、今はあります。

失敗を恐れて何も生み出さないのなら、死んでいるのと同じです。

俺は生きたい。
人として、生きたい。

自分自身の隙間から、かいま見えるまっすぐな一筋。
わずかな、光の差す方へ、進んでいきたいと思います。